《丁種封印とは？》

　登録自動車（普通車）の後面ナンバープレートには封印が施封されています。

　封印の施封は、国（国土交通省）が行う事業ですが、現在では民間に委託し

　ています。

　丁種封印は各運輸支局と各行政書士会が委託契約を締結し、当該行政書士会

　の会員である行政書士が国に代わって封印を施封することです。

　これまでの出張封印制度とは異なり、一部において制限はあるものの様々な

　手続きにおいて丁種封印が可能になりました。

　丁種封印ができる行政書士は運輸支局に提出される丁種封印会員名簿に登載

　されなければなりません。

　丁種封印会員の要件は各行政書士会の規則によって違いはありますが、概ね

　　・自動車登録業務経歴５年以上

　　・倫理研修の受講

　　・指定研修の受講

　などです。

　言い換えれば、「丁種封印会員＝自動車登録のスペシャリスト」ということ

　になります。

　丁種封印の最大のメリットは、登録自動車のナンバープレートが変わる場合

　に、運輸支局に車輌の持ち込みが不要となることです。

　施封は依頼者の指定した場所時間に行政書士が出向いて行います。

　丁種封印を利用したい場合は、当事務所とお客様との打ち合わせが重要

　となりますので、前もってのご連絡を宜しくお願い致します。